新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の暮らしや仕事などが大きく変わってきています。
「この変化はどこまで広がるのか」「収束はいつなのか」「元通りの世界に戻るのか」「それとも後戻りできず新しい社会が始まるのか」現状では、まったくわからない状況です。
これは、大人だけでなく、若者や子どもも同様です。
コロナ禍以前なら、若者は、「みんなでカラオケに行く」「フェスに行く」「SNS映する写真を撮ることができるカフェに行く」などのように、室内の密な環境で遊ぶのが当たり前でした。
しかし、コロナウイルスの感染拡大に伴い、さまざまなイベントの開催が中止され、3密を回避しなければいけなくなり、今までのような遊びができなくなってしまいました。
また、大学もオンラインになってしまったり、アルバイトもできないといった状況となっている中で、若者はどのように過ごしているのでしょうか。
このような状況でも、若い人たちには、どのような中でも楽しもうする、発想力や創造力というものが備わっているようです。
そのため、若者の間では、現在、「0密遊び」というものが流行しつつあるそうです。
そこで、ここでは、0密遊びについて見ていきたいと思います。
「0密遊び」とは?
コロナウイルスが蔓延する以前に比べ、圧倒的に自分の時間が増えたにもかかわらず、金銭的余裕はないという状態が続いています。
緊急事態宣言による自粛期間中は、サブスクリプションやオンライン飲み会など、暇な時間をやり過ごす方法というものも取り入れられました。
そして、緊急事態宣言が解除され、自粛が解禁されましたが、再び、感染が拡大しており、今までのような生活様式を行うことは困難な状況が続いています。
このような状況下において、若者たちは、お金をかけず、かつ3密を回避しつつ友達と遊ぶ方法を編み出し始めたようです。
これが、0密遊びです。
密閉、密集、密接の3密を回避しながら友達と直接会って遊ぶのであれば、感染のリスクを心配する必要もありませんよね。
「0密遊び」にはどのようなものがある?

こちらには、いくつか事例が紹介されていますが、それ以外にも、まだまだあります。
随時追記していきたいと思います。
公園での0密遊び
公園などでも距離を保って遊ぶことが可能です。
- シーソー
- 糸電話
- なわ跳び
- フリスビー
- バドミントン
上記のような遊びであれば、ソーシャルディスタンスを守りながら、0密で遊ぶことが可能です。
このように、公園など屋外であれば、密にならずに遊べる遊びはたくさんありそうですよね。
しかし、公園などで遊ぶとなると、小中学生までが限界かもしれません。
オンラインを工夫する
オンラインでの遊びというと、オンライン飲み会などが流行りましたが、そればかりでは飽きてしまいますよね(^^;
それ以外にも、オンラインを工夫して、非対面で遊ぶことも可能です。
- 将棋・チェス・囲碁・オセロなど
- オンラインゲーム
- 古今東西
- ボードゲーム
これらは、オンラインでも十分楽しむことができますよね。
若者に見習うべき
コロナウイルスの感染者が再度、増加しているにも関わらず、政府は、Go Toトラベルキャンペーンを維持でも続行しようとしています。
これは、明らかに、特定の人が受けられる利権のためだけなのにです。
これらに対して、国民は、自ら自粛をしようとしています。
その中で、一番、社会に反発して、遊びたいはずの子ども、若者が、自粛して、新しい遊びを考えよとしているのです。
これは、大人、政治家も本当に見習わなければいけませんよね。
沖縄や離島に旅行しようとする、自分勝手な大人たちがいる中で、本当に子どもたちの発想の可能性には感服します。